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共働きワーママの平日掃除ルーティン|週5回続く仕組みの作り方

※本記事はプロモーションを含む場合があります。

結論:フルタイム共働きでも、平日1日あたり5〜15分の「場所を絞った掃除」を曜日ごとに割り当てることで、週5回の掃除ルーティンが続きます。カギは根性ではなく「掃除できる状態の家を作ること」です。

帰宅して玄関のドアを開けた瞬間、ため息が出たことはありますか。

昨日たたんだはずの洗濯物が椅子の上で山になっている。シンクには朝の食器が残ったまま。リビングには娘(3歳)が持ち歩いたぬいぐるみが4体転がっていて、息子(1歳)がそのうちの1体を口に入れようとしている。

「今日こそ掃除しよう」と思って帰ってきたのに、夕食を作って、お風呂に入れて、寝かしつけを終えたら21時を回っていた。ソファに座ったら最後、もう動けない。

これ、意志の力の問題じゃないんです。正直に言います。根性でどうにかしようとしていた時期が、一番きつかった。


保育園のお迎えから帰ってきて、夕食を作りながら洗濯物を片付けて、子ども2人を順番にお風呂に入れて、寝かしつけで一緒に寝落ちしそうになりながらどうにか起き上がった21時過ぎ。「さあ掃除しよう」と立ち上がったわたしは、床に散乱したおもちゃを見てフリーズしました。

「これ、全部片付けてから掃除機かけたら何時になるの?」

途方に暮れて、結局リビングのぬいぐるみだけ棚に戻して終わり。床はそのまま。翌朝また同じ光景を見て、また夜に同じ絶望をする。このループを1年以上続けていました。

「意志の力で頑張ろう」「今週こそはちゃんと掃除しよう」と思うたびに挫折して、自己嫌悪に陥るという最悪のサイクル。夫に「もう少し手伝ってほしい」と言うと「言ってくれればやるのに」という答えが返ってきて、その「言い続けること」に疲れ果てた時期もありました。

転機になったのは、第二子の産休中に整理収納アドバイザー2級の勉強を始めてから。「問題は根性の量じゃなくて設計の問題だった」と気づいたとき、本当に目が覚める思いでした。

この記事では、そのときから変えてきた「仕組み」を丸ごと公開します。


この記事を書いているのはこんな人です

改めて自己紹介を。

わたしは都内の築12年・2LDKマンションに夫と子ども2人(娘3歳・息子1歳)で住んでいる、30代前半の事務職です。週1〜2日リモートワーク可という会社に勤めながら、フルタイムで働いています。

整理収納アドバイザー2級は、息子を妊娠中の産休に取得しました。「この機会に本気で変わらないと、子どもが2人になったら絶対に回らなくなる」という危機感がきっかけです。子どもが1人のときですでに家が回っていなかったので、危機感どころか確信に近い予感でしたが。

夫は仕事はまじめで悪い人ではないけれど、家事は基本ノータッチ。ゴミ出しと週末のお風呂掃除は担当してくれますが、それ以外は「言えばやってくれる、でも言い続けることに疲れた」が現状です。

これは専業主婦の方向けの話でも、夫がバリバリ家事を分担してくれるご家庭向けの話でもありません。同じような状況の方が「これ、使えるかも」と思える話を、正直に書きます。


まず正直に言います。「いつ掃除するか」より先に考えるべきことがある

「フルタイム共働きの掃除スケジュール」を検索すると、「月曜はトイレ、火曜は洗面台……」という曜日割り当て表が出てきます。

わたしも最初、それを試しました。結果は1週間で崩壊。

なぜかというと、スケジュールの問題ではなかったからです。「掃除するための環境」が整っていないまま、掃除の順番だけ決めても意味がなかった。

整理収納アドバイザーの勉強を始めてから一番大きな気づきは、「片付け」と「掃除」は別工程だということです。

片付けは「物を定位置に戻す作業」。掃除は「汚れを取り除く作業」。この2つが混在していると、時間が2倍以上かかります。

掃除のつもりでリビングに入ったのに、床に散乱したおもちゃを片付けることに30分使ってしまう。これが「掃除しているのにきれいにならない」の正体でした。

週末に「まとめて掃除しよう」と決意して2時間かけていた時期、終わってみると「片付け」に1時間半、「掃除」に30分、という内訳になっていたことが何度もありました。掃除機をかけて拭き掃除するだけなら30分で済むのに、「掃除できる状態にする」のに1時間半かかっていた。

「掃除が大変なのは、掃除の問題ではなく収納と動線の問題だった」

この気づきが、わたしのすべての出発点です。

「掃除が回らない」3つの本当の原因

整理収納アドバイザーとして今振り返ると、当時のわが家には3つの問題がありました。

① 床に物が置いてある

ロボット掃除機を買ったのに、床に物が置いてあって動けない状態が続いていました。「掃除する前に片付けなければならない」という二重の手間が発生していて、ロボット掃除機の自動化メリットがゼロになっていた。

② 収納が使いにくくて、物が戻せない

「使いにくい収納」は散らかりの根本原因です。出すのは一瞬でも、戻すのが面倒だと物は床に置き去りになります。収納は「出す動作」ではなく「戻す動作」に合わせて設計しないといけないと、整理収納の勉強で初めて理解しました。

③ 掃除の「ハードル」が高すぎる

「掃除するなら全部やりたい」という完璧主義(のふりをしたサボり癖)が、腰を重くしていました。「全部やれないなら今日はいいや」で先送りし続けた結果、汚れが蓄積して余計に大変になるという悪循環です。


わたしの2LDKで実際に機能している「週5回掃除」の全体設計

「週5回掃除」と聞いて、「そんな時間どこにあるの?」と思った方、安心してください。毎回全部やるわけではありません。

わたしがやっているのは、掃除を3つのレイヤーに分けた設計です。

毎日やるのは「汚れが固着する前に取り除く」ための予防的な掃除です。週1の中掃除は「毎日ではカバーできない場所」。月1は「換気扇や窓サッシのような普段見ないところ」。

この分散設計にしてから、週末に掃除で半日つぶれることがなくなりました。

平日の掃除は「15分以内」しか設計していない理由

わたしの平日のスケジュールを正直に書くと、こうなります。

21時から23時の2時間が、唯一自分が自由に使える時間です。この2時間を家事・自分のこと・翌日の準備でやりくりすると、掃除に使えるのは最大15分が現実的な上限。

「15分で終わらない掃除は、設計ミスです」

これはわたしが整理収納の勉強を通じて自分に課したルールです。15分で終わらないと感じたら、工程を分割するか、道具・収納を見直すサインだと判断する。

以前は「帰宅後に1時間かけて掃除しよう」と計画していた時期があります。頭の中では「夕食後、子どもが遊んでいる間にやれる」と思っていた。でも現実は、夕食を片付けてお風呂に入れて寝かしつけを終えたら21時を過ぎていて、そこから1時間の掃除なんてできる体力も気力も残っていない。

「計画と現実が合っていなかっただけ」と気づいてから、15分以内に収まる工程しか平日に入れなくなりました。


月曜〜金曜:平日ルーティンの実物公開

平日の掃除の軸は「ロボット掃除機の毎朝自動起動」です。出勤後に自動でリビング・ダイニング・廊下の床掃除が完了している状態を作ることで、人間がやるのはロボット掃除機が苦手な場所と、毎日リセットが必要な場所だけに絞っています。

ロボット掃除機が走れる床面積を確保するために「床に物を置かない」ルールが生まれて、そのルールが逆に収納を整える動機になりました。「床に置きたくなる物がある」ということは「定位置が決まっていないか、収納が使いにくい」というサインだと捉えるようにしています。

月曜:キッチンシンクと排水口(約5分)

週明けの月曜は、比較的やる気がある曜日です(比較的、ですが)。そのタイミングに「一番後回しにしたい場所」を入れるようにしました。

キッチンシンクと排水口は、2日放置するだけで水垢とぬめりが始まります。特にマンションの排水口は換気が悪いのでカビが生えやすい。週明けのうちに一度リセットしておくと、週中のにおいが全然違います。

シンクは「重曹スプレーをさっとかけてスポンジで拭いてすすぐ」だけ。排水口のカバーと受け皿を外してぬめり取りシートで拭いて戻す。これで5分以内に終わります。

「シンクを毎日磨く」は、わたしには無理です。でも「週明けに5分だけリセットする」なら続きます。

火・木曜:洗面台とトイレ(各3〜5分)

娘(3歳)が使う洗面台は、歯磨き粉の飛び散りと水垢の蓄積が速い。1日でも放置するとすごいことになるので、2日に1回のペースが現実的な対処です。

洗面台は「フロアシートで鏡と台をさっと拭いて、ボウルを水でゆすぐ」だけ。3分あれば終わります。

ポイントは「洗剤と拭き取りシートを洗面台の引き出しに入れること」です。取りに行く手間があると、絶対にサボります。使う場所にすぐ使える状態で置いておくことが、掃除を続けるための最低条件だとわたしは思っています。

トイレも同じ考え方で、便器の中は流せるシートで拭いてそのままポン。便座と周りは除菌シートで拭く。これで5分かかりません。

「完璧に磨く」のは週末の大掃除のときだけ。平日はとにかく「固着させない」ことだけ考える。

水曜:リビングのリセット(約10分)

水曜は週の折り返し。平日のなかでは比較的余裕がある日(お迎えが少し早いことが多い)を選んで、リビングの集中リセットを入れています。

娘(3歳)が各部屋にぬいぐるみを持ち歩く習性があるので、リビングは特に散乱しやすいです。以前はこれが本当に悩みで、「片付けても5分後にはまた散乱している」状態にストレスを感じていました。

転機になったのは「子どものおもちゃゾーンを決めたこと」です。リビングの一角にカラーボックスで作ったおもちゃ棚を置いて、「おもちゃはここに戻る」というルールを娘に教えました。3歳でも、ルールが「決まっている」と把握すれば意外と戻してくれます。全部は無理でも、主要なおもちゃが棚に収まっているだけで体感がまったく違う。

水曜のリビングリセットは「おもちゃを棚に戻す、テーブルを拭く、ソファのクッションを直す」の3工程。10分あれば終わります。

金曜:週末前の「仕込み掃除」(約10分)

金曜にやるのは「今を掃除する」ではなく「週末を楽にする仕込み」です。

具体的には、浴室の防カビスプレーをかけておく・ロボット掃除機のゴミ捨てをする・翌朝の作り置き準備のためにシンクをクリアにしておく、の3つ。この10分があるかないかで、土曜の朝の体感がまったく変わります。

以前は「週末にまとめてやる」方式でした。土曜の午前中を掃除に充てていたのですが、子ども2人が起きている状態での掃除は効率が悪い上に、疲弊してしまって午後の家族時間を楽しめない。

金曜の10分の仕込みを始めてから、土曜の午前中を作り置きと子どもとの時間に充てられるようになりました。掃除のためだけに土曜午前を消費することがなくなったのは、生活の質として本当に大きな変化でした。


「夫ゼロ分担」を前提にした設計の考え方

夫のことを責めているわけではありません。仕事は真面目にやっているし、わたしが「これやってほしい」と言えばやってくれます。

ただ正直に言うと、「言い続けること」に疲れました。

「これやってほしい」→「わかった、あとでやる」→やらない→「さっき言ったやつ、お願い」→「あ、忘れてた、今やる」→やる→次の週また同じ会話をする。

このやり取りを続けていたとき、わたしが感じていたのは「家事が終わらないストレス」よりも「この会話を毎回しなければならない精神的コスト」の方が大きかったです。

あるとき気づいたんです。「夫を変えようとするエネルギーを、仕組みの設計に使ったほうが圧倒的に早い」と。

夫に頼むことをやめて、自分だけで完結できる仕組みを作る。そう決めてから、夫に対してのストレスが劇的に減りました。皮肉なことに、「夫に期待しない」と決めたら、夫が自発的に何かやってくれたときに素直に感謝できるようになりました。期待していないから、してくれたことがうれしい。

夫に頼まなくていい仕組みの3原則

整理収納の知識をもとに、わが家で実践している「夫に依存しない設計」を3つにまとめると、こうなります。

① 夫が通る動線に掃除道具を置かない

夫の動線に掃除道具を置いておくと、「これ、やっといてくれた?」という期待が生まれます。その期待が裏切られるとストレスになる。最初から「夫の目に入らない場所」に置くことで、「やってくれるかも」という期待自体をなくしました。

② 夫でも戻せる収納を1ヶ所だけ作る

夫が自発的に使う可能性があるゴミ袋とトイレットペーパーの補充だけ、わかりやすい場所に置いています。「なんとなく夫も使う可能性があるもの」だけ、戻し方が明確な収納にした。それ以外は夫に頼らない前提の収納設計です。

③ 夫がやらなくても家が崩れない工程設計にする

依存が生まれるのは「夫がやる前提で組まれている工程」があるからです。ゴミ出しは夫がやってくれますが、仮に忘れた週でも翌週に出せるようにゴミ袋の在庫は多めに確保。「夫がやらなかった場合のバッファ」を最初から設計に組み込むようにしました。


仕組みが機能する前提:「収納の上流」を整える

正直に言います。掃除ルーティンを作る前に、収納を整えた方が絶対に早いです。

整理収納アドバイザー2級の資格を取る前と後で、週末の掃除時間がまったく変わりました。資格取得前は週末に2〜3時間かかっていた掃除が、今は毎日15分のルーティンでキープできています。

何が変わったかというと、「掃除の前に片付けをしなくてよくなった」ことです。物がすべて定位置に収まっていれば、掃除は純粋に「汚れを取る作業」だけになる。これだけで所要時間が半分以下になりました。

整理収納の勉強を始めたとき、わが家の収納を全部見直しました。クローゼットを開けると物が雪崩れてくる状態だったのを、「使う頻度」と「場所」が一致するように組み直した。そのとき初めて「わたしの家の収納、全部間違えてたな」と思いました。

「掃除が速い家」にするための収納3原則

整理収納アドバイザーとして実践している収納の考え方を、掃除効率の観点で3つにまとめます。

① 使う場所に使うものを置く

洗面台の掃除グッズは洗面台の下に。トイレ掃除グッズはトイレの中に。当たり前のように聞こえますが、以前のわが家は洗面台の掃除グッズが洗面所から離れた収納にしまってあって、「わざわざ取りに行く」手間が発生していました。「取りに行く」が1アクション増えるだけで、人は驚くほどサボります。

② 1アクションで出し入れできる収納にする

蓋を外す、引き出しを開ける、扉を開けるのどれか1つで物が取り出せること。2アクション以上かかる収納は、慌ただしい日常のなかで機能しません。わたしが整理収納アドバイザーの勉強で「これが全部の答えだ」と思ったのがこのルールです。

③ 床面積を死守する

ロボット掃除機が動ける床面積を確保することを、わが家では「床面積を死守する」と呼んでいます。床に物を置かないルールは、最初はなかなか徹底できませんでした。でも「ここに物を置いたらロボット掃除機が通れない」と思うと、不思議と物を置かなくなりました。ロボット掃除機が床掃除の動機付けになっています。

整理収納の見直しを終えてから気づいたのは、「掃除の時間が増えたのではなく、掃除の前の片付け時間がゼロになった」ということです。掃除道具をとりにいく時間もゼロになって、純粋に「汚れを取る時間」だけが残りました。その時間が毎日15分で済んでいます。


まず1つだけ試してほしいこと

今日から全部変えようとしなくて大丈夫です。

この記事を読んで「よし、曜日別ルーティンを作ろう」と思った方に、ちょっと待ってほしいのです。ルーティンを作る前に、まず1つだけやってみてほしいことがあります。

「床に何も置かない日を、1日だけ作ること」

床にある物を全部定位置に戻して、床面積をゼロにした状態で1日を過ごしてみてください。翌朝、ロボット掃除機をかけてみてください。

その1日で変わること、体感できると思います。「掃除できる状態の家」がどういう状態かが、言葉より先に体でわかります。

曜日別ルーティンも、収納の見直しも、全部そこから先の話です。

騙されたと思ってやってみてください。

わたしはこの1歩が、3年以上かかった悩みを解決するきっかけになりました。


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